給付金を受け取るまでの流れ
給付金を受け取るまでには,①証拠収集,②訴訟提起,③訴訟上の和解,④給付金の支給申請,⑤給付金の受領という流れで進みます。
弁護士に依頼していただければ,①証拠収集は,弁護士が依頼者の方と協力して行うことになりますが,②~⑤については全て弁護士が代行します。
訴訟というと身構える方もいらっしゃるかもしれませんが,名古屋地方裁判所の運用では,基本的に訴訟外において弁護士と国との間で証拠資料のやりとりを行います。そのため,テレビで見るような依頼者の方が裁判所に行って尋問を行ったり,裁判所で給付金を受けられるかにつき議論が展開されるというわけではありませんので,依頼者の方の負担はほとんどありません。
また,訴訟記録の閲覧は自由とされています(民事訴訟法91条1項)が,B型肝炎給付金訴訟はプライバシー情報を多く含むため,第三者への閲覧制限を申請します。そのため,訴訟になったからといって,他の人にB型肝炎に罹患していることが漏れることはありません。
訴訟提起から給付金を受けられるまでには,資料をどれだけ早く収集できるかにかかっています。そのため,スピードの点でも,専門家である弁護士に任せた方が望ましいと考えられます。
給付金を受けられるまでお聞きしたいことがある方は,お気軽に弊所までご相談ください。