最近身体との対話を楽しんでいます
2011年03月29日
弁護士 村上 文男
最近身体との対話を覚えました。これに凝っています。
対話の基本は相手のいうことをよく聞くことです。
相手の声に耳を傾けることです。
身体と対話することは、身体の声に耳を傾けることです。対話を実りあるものにする最大のものは相手の言い分を聞き入れることです。相手の提案を実行することです。
そうすれば、相手は自分の提案を実行してくれたと大いに喜び2人の関係はすこぶる良好な関係になります。親密度は更に高まります。
1 腹が立っときは、私の脳と対話します。
どうして、今の若者は礼儀知らずなんだろう。どうして挨拶ができないのだろう。
どうして他人の言ううこと耳を傾けないのだろう。どうして自分のことしか考えないのだろう。どうして気配りができないのだろう。どうし・・・と腹を立てることが少なくありません。そんな時私は脳と対話するようにしています。
なぜなら脳が怒っているから、それを鎮めるために対話をするのです。
脳君腹が立つのはよくわかるよ。私だって頭に来ているよ。しかし、私も若い時は同じだったよ、もっと礼儀知らずだったかもね。もっと利己主義だったかもね。いや今でも、そうかもね。若者に気使いしないのは、私も同じかもね。てな具合です。
そうすると脳君もそうかもね。と若干理解してくれます。少なくとも最初の怒りは治まっています。ストレスはなくなるか減少しています。ストレスが諸悪の根源だとすると脳との対話はストレス減少に大いに役立っているはずです。
2 最近腰君と何回も対話しています。
腰君が「痛いよ」と悲鳴をあげているからです。「どこが痛いの。」「どんな痛さ」「座ると痛いの」「立っていたり、歩いたりすることは大丈夫なのね」「椎間板ヘルニアだって」「解った。ゴルフを控えてほしいのね。了解です。」「ゴルフで腰を使いすぎたからね。ごめん。」「本当によく頑張ってくれた。シングルプレイヤーにしてくれたのも腰君のおかげだよ。」「わかった。少し休んでほしいのだね。了解です。」
「どう、3週間ゴルフしてないが痛みはどうですか」「ありがとう。あと1週間くらいすればよくなると思います。」かくして腰君との対話もうまくいき、親密な関係を持続できそうです。
3 胃君との対話は継続です。
胃君には私から胃に手をあてて話しかけています。「ガンマーが高いのだけど何か不満がある」「・・・・」「お酒も週2期位で、しかもビール中ジョッキ1杯に減らしているのでけど」「努力してくれていることは解りますが,以前の不摂生機関が長かったからね」「最近やっと対話をしてくれるようになったばかりですから」「私も原因をはっきり突き止めていないのです。」「不満の内容が胃君自身もはっきりしないのだね。」「じゃしばらくこの状態を続家手、検査してからまた、話しましょうか」
「了解です」
以上のように、私は本当に声を発して身体と対話をしています。
身体に語りかけています。そして素直に身体の声を聞き入れています。
対話の名人になろうと努力しています。
皆さんも一度試してみてください。必ず効果が出て来ます。
身体は1細胞から15億年の気の遠くなる期間、進化し続けて現在の人間があるのです。幾多の困難を切り抜けての現在なのです。学ぶことは無限です。
彼と対話をすれば得られるものは無限大です。これほど身近で、素晴らしい対話者はいないと断言できます。