弁護士として考えること
2020年10月01日
名古屋丸の内本部事務所 弁護士 松山 光樹
今年の1月に愛知総合法律事務所に入所いたしました,弁護士の松山光樹と申します。ブログを投稿するのは初めてになりますので,まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は岐阜県下呂市で生まれ,高校までは飛騨地方ですごし,大学進学と同時に東京に移り住み,卒業後は地元に戻りました。その後,司法修習期間中の1年間は横浜に居住し,昨年末から名古屋での生活を始めております。
趣味は広く浅くしておりますが,もともとピアノを習っていたこともあり,音楽を聴くことが多いです。ジャンルは,習っていたクラシックと,大学生のときに始めたアルゼンチンタンゴを聴くことが多いです。
弾く方はそんなに上手ではなく,趣味レベルなのですが,時たま,もっと練習してピアニストになっていたらどうなっていたんだろうかと考えることがあります。また,現在自分の仕事として行っている弁護士と,どういう違いがあるんだろうかと考えることもあります。
ピアニストのような芸術家は,その豊かな芸術性をもって人々を癒したり,楽しませてくれるものではありますが,人々の悩みや問題点を直接解決するものではありません。その意味で,芸術家は,プラスを与えてくれる職業なのだろうと考えています。
反対に,弁護士は,人々を癒したり,楽しませるというものではありませんが,人々の悩みや問題点を直接解決できる職業だと思います。その意味で,弁護士は,マイナスからできるだけゼロに近づけるような職業なのだろうと考えています。
どちらの道を選ぶのかというのは本当に選択の問題で,どちらが正しいというわけではありませんが,私は,基本的に人の幸せは人それぞれで,自分で決めた方がよいと考えているので,より多くの人の幸せとなる土台を作ることのできる,弁護士という職業が,魅力的なものだなと考えています。
現在は,離婚,相続,交通事故等,さまざまな事件に向き合っておりますが,今後も研鑽を怠らず,ご相談・ご依頼いただいた方の不安を少しでも解消し,それぞれの人生を歩んでいけるような解決策を模索していきたいと思っております。今後とも,何卒よろしくお願いいたします。