調査業務
2015年07月01日
名古屋丸の内本部事務所 弁護士 木村 環樹
弁護士が業務を行う上で、欠かせない業務が調査業務です。一般的には弁護士は法律の専門家と言われていますが、法律の数は膨大にあります。全ての法律を熟知しているわけではありません。
弁護士は、依頼者から相談を受けると、相談内容に対するアドバイスを行うためにはどの法律が関連しているのか、その法律の条文の解釈はどうなっているのか、相談内容の類似事例として過去にどのような裁判例があるのか、等を確認します。私は、このような確認作業を調査業務と呼んでいます。
実は、この調査業務は結構時間がかかります。また、どのような文献、データベースを調べれば良いのかを調査すること自体にも時間がかかります。
当事務所には多数の弁護士が所属しているため、これらの調査結果の情報を共有することができます。その分、だいぶ効率的に業務を行えているのではないかと思います。