異母兄弟の生存と所在を追跡し,早期に遺産分割協議を成立させた事例
ご相談内容
Aさんは古くなった両親名義の建物を売却したいと考えましたが,Aさんには会ったことのない異母兄弟が居り,不動産の名義変更には,異母兄弟の同意が必要でした。Aさんは異母兄弟と接触することに抵抗を覚え,ご相談に訪れました。
解決事例
異母兄弟がそもそも健在か,どこに住んでいるかも分からない状態でしたが,戸籍等の追跡により,所在と生存を突き止めました。異母兄弟に事情を話し,交渉の上,無事に売却に同意する旨の遺産分割協議書を取付けることができました。
ポイント
相続人の中に,異母兄弟等,全く疎遠な方が居ると,遺産分割協議を進めることは困難です。弁護士は戸籍等の追跡も可能ですので,疎遠な相続人の所在と生存を確認し,交渉を進めることができます。疎遠な相続人との交渉にお困りの方はお気軽にご相談ください。