相続人多数の場合の事例
ご相談内容
相続人が多数に及ぶので,そもそも,相続人の把握が困難という点がお困りでした。
また,要望としては,依頼者が,被相続人の面倒を見てきたので,疎遠になっている相続人に相続分の財産を渡さない解決をできる限りめざしたいというものでした。
解決事例
まず,相続人調査をして,相続人の把握及び住所の確認から始めました。
そして,相続人の住所がすべてわかったところで,相続人たちに対して,相続分譲渡に応じてもらうように交渉をしました。
結果的には,依頼者以外の相続人全員から,相続分譲渡に応じてもらうことができました。
ポイント
疎遠になっていても,相続人である以上,相続分に応じて遺産分割を受ける権利があります。そのような中で,相手方と交渉し,相続分を譲渡してもらうことで,依頼者以外の相続人に相続財産を分割しなくていいようにすることができました。