当初離婚に難色を示していた相手方との間で早期に離婚が成立した事例
ご相談内容
Hさんは、約10年前に夫に対し、離婚を申入れたものの、夫の同意が得られず、別居に踏み切りました。離婚の話合いをした際に、Hさんは夫に強い口調で怒鳴られたトラウマで、夫に対して、再度の離婚の話合いを申入れられずにいました。Hさんは、今後の離婚の交渉方法について思い悩み、相談に来られました。
解決事例
Hさんは夫と直接話会いをすることに不安を抱えていましたので、弁護士がHさんに代わって夫に対して、Hさんの気持ちを伝えました。Hさんは夫から婚姻費用を受け取っておらず、また離婚に至った場合には、財産分与を受ける可能性がありました。当初、夫は離婚に難色を示していましたが、今後別居を継続するとなると婚姻費用を負担いただく必要があることを示唆するとともに、早期離婚に応じるならば、財産分与金を放棄することを提案したところ、弁護士からの離婚申入れから約半月で協議離婚が成立しました。
ポイント
相手方が離婚に応じたくないとの意向を示していても、相手方に対し、離婚交渉の長期化により被る不利益等を説明すると、相手方が離婚に応じる可能性があります。法律上の離婚原因が無い場合でも、諦めず、まずはお気軽にご相談ください。
※「法律上の離婚原因」についての説明は、トップ画面の用語説明「裁判離婚」をご参照下さい。
弁護士費用
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