夫のDVを受けたについて慰謝料150万円が認められた事例/婚姻費用の増額・夫の給料の差押えが認められた事例
ご相談内容
Kさんは、夫から継続的にDVを受けたを受けており、女性相談センターには相談していましたが、病院の診断書や警察への相談といった証拠がありませんでした。
また、調停で既に婚姻費用について取り決めを行っていましたが、その金額が妥当か、婚姻費用を支払ってくれないがどうしたらよいか、離婚の手続も進めたいがどのように行えばよいかとご相談にいらっしゃいました。
解決事例
DVを受けたの被害を受けていたことから、Kさんの住所を秘匿し、尋問の際も、相手と顔を合わせないよう裁判所と協議して配慮する等極力Kさんに精神的負担が生じないように事件処理を進めました。
また、弁護士からのアドバイスで、その後の転職を踏まえて婚姻費用の増額調停を行い、更に婚姻費用の不払いに対して給与の差押や、離婚訴訟の提起等複数の事件処理を並行して進めました。
ポイント
DVを受けた被害については、診断書、写真、警察への相談等がなく、最初は被害を証明していくのが困難でしたが、学校への提出物や、母子手帳等にDVを受けた被害に関連する記述を発見することができました。また、尋問の手続において、相手方主張の信憑性が低いこと等を裁判所に理解してもらい、慰謝料請求を認めてもらうことができました。
弁護士費用
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